【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2011年 全研

第46回日本理学療法士協会全国学術研修大会

大会テーマ 「原点回帰“再考・今、私達に何が求められているのか”」

第46回全国学術研修大会in山梨は、あの東北大震災の7か月後に行われた。他の全国規模の学会等の自粛が発表される中、少しでも元気づけられるようにとの思いで開催を決めた。

山梨は、それまで全国規模の学会・研修会を開催したことがなかった。少ない会員とそのような会場がないためだった。大会長の小林先生が手を挙げたのはいいがほんとにできるんだろうか?との不安を抱えるスタッフも多かった。とにかく会場を決めないことには何も進まない。ということで議論の末、甲府駅から近い湯村温泉に向かい合わせに立つホテルを借りて開催することとした。こうなると今度は、お金がついていかないのではないか。本当に山梨に人が来るのか。やっぱり富士山の近くのところのほうがいいのではないか等々不安でいっぱいの日々が続いたことを今でも覚えている。それでもなんとか開催にこぎつけ、朝からの雨も開始時間には上がるという素晴らしさ。始まってしまえば早いもので一気に進んだ。少ない県士会員が一丸となって(職場を守るもの・会場で切り盛りするもの)取り組むことができたことは、山梨理学療法士会にとっては非常に大きな経験・財産であり、現在の活動に繋がるものとなっていると思う。

 個人的には、大会が終わっての反省会で大会長と私にそれぞれにスタッフのみんなから送られたDVDが今でも大切な思い出となっている。病院のスタッフや大会スタッフからのメッセージを秘密で集めて忙しい中編集し、作ってくれた。これは、極秘事項になっていたようで大会長も私もまったく知らなかった。これを反省会で上映したものだから、達成感や安堵感とともに感謝の気持ちで二人とも大号泣だった。本当にこんなに素敵なメンバーと一つのことを成し遂げられたことは、思い出以上の宝物です。

 

一般社団法人 山梨県理学療法士会
第46回日本理学療法士協会全国学術研修大会 準備委員長

磯野 賢

  • 大会長挨拶
    大会長挨拶

    緊張の大会長挨拶

  • メイン会場
    メイン会場

    メイン会場にこんなにたくさんの参加者

  • 運営スタッフ
    運営スタッフの皆

    閉会後のスタッフみんなで




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