【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2005年 全研

第40回日本理学療法士協会全国研修会

大会テーマ 「動作の探究 −坐る・立つ・歩く−」

第40回日本理学療法士協会全国研修会(以下、全研)は、平成17年10月7日(金)、8日(土)の2日間、名古屋市国際会議場で開催しました。この時期は三重県鈴鹿市でF1グランプリが開催されるため、準備期間中は重ならないことを願い続けていました。全研の内容としては、特別講演2本、特別企画2本、シンポジウム1本、セミナー7本、各専門領域研究部会主催企画7本、特別公開講座1本、市民公開講座1本でした。この年は、2005年「愛・地球博(愛知万博)」の開催年であり、中部国際空港(セントレア)も愛知万博開幕前2月17日に開港しました。愛知万博は9月25日まで開催されており、その余韻も冷めやらぬ中迎えた第40回全研でした。参加者は2,366名と全研としては盛会に運営できたことを覚えています。テーマを「動作の探究 −坐る,立つ,歩く−」とし、医学的・工学的な見地から、それぞれの専門の諸先生にご講演いただき、各講演会場は立ち見の方が多くなり、消防法の関係で入室をお断りする状況も発生し、参加者の皆様にはご迷惑を掛けたことを記憶しています。また、市民公開講座では、「愛・地球博」で賞賛を得た、からくり人形師九代目玉屋庄兵衛氏を迎えて、からくりの不思議な世界を堪能させていただきました。中でも大きな企画となったのが、「運動器の10年世界運動」の特別公開講座を本全研で始めて開催したことです。当時日本委員会委員長の故杉岡先生にお越しいただき、緊張していたことを覚えています。また、機器展示業者様に機器プレゼンテーションの場を無償提供したのも本全研が初めてではなかったでしょうか。ただ、会期2日目は天候に恵まれず、あいにくの雨になり、市民公開講座の伸びが悪く、残念な想いをしたことを覚えています。しかし、色々企画できた全研であり、運営に携わった方達はその後の研修会、学術大会に関わるようになり、人材の育成にも寄与できた大会であったと記憶しています。

 

公益社団法人 愛知県理学療法士会
第40回日本理学療法士協会全国研修会 準備委員長

青木  一治 


        ポスター

ポスター

 2005年の愛知県を象徴する背景です。

        開会式

開会式

  愛知県、名古屋市、愛知県医師会、愛知県看護協会、愛知県作業療法士会のご臨席を賜り、開会式を挙行した。

        受付

受付

  総合受付風景。ピーク時はこのアトリウムが人で一杯になった。

        客席

客席

  一階席定員1,500名だが、後部席まで一杯で、2階席も開放した。



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