【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2000年 全研

第35回日本理学療法士協会全国研修会

大会テーマ 「理学療法における最新の評価と治療」

第35回日本理学療法士協会全国研修会が香川県理学療法士会担当で平成12年10月5日、6日の両日に香川県民ホールにて開催されました。この年は2000年問題の年でコンピュータが2000年になると「00年」となり、1900年と誤った認識がされるためにデータの誤作動する恐れがあるとのことで深夜まで職場に待機し、新年を迎えた年でした。

当研修会では最新の知見及びより科学的に裏付けされた理学療法体系を学ぶことが重要と考え、テーマを「理学療法における最新の評価と治療」としました。特別講演では日本福祉大学情報社会科学部教授の久保田競先生をお招きして、「脳の可逆性とリハビリテーション」と題して講演していただきました。その他に変形性膝関節疾患、脳血管障害疾患、呼吸器疾患についてそれぞれ基調講演を医師から発表していただき、それに関連して理学療法からの発表を行いました。公開講座では「老年期痴呆 安心して老いるために」と題して慶成会老年学研究所の斉藤正彦先生に講演をしていただきました。

当時としては非常に多くの会員に参加していただき長年の準備をしてきたかいがあったと記憶しております。しかし、公開講座では一般市民への啓発活動が思わしくなく参加者が非常に少なかったのが残念でした。また、この公開講座の途中には鳥取県西部地震(M7.3)が発生し、会場でも大きな揺れを感じましたが被害もなく終了することができました。ただ、瀬戸大橋線が止まったため参加者の皆様方は帰宅するのが大変だったとお聞きしております。

当研修会では多くの関係団体、一般の方や会員の皆様のご指導、ご援助、参加ならびに協賛していただき大変ありがとうございました。

 

一般社団法人 香川県理学療法士会
第35回日本理学療法士協会全国研修会 副大会長

鍋坂 信夫

  • 全研看板作成中のスタッフ
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  • 会期中展示されたオブジェ
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