【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

徳島県理学療法士会

士会の紹介

現在は市町村の地域包括ケアシステムに協力するための活動に力を入れています。昨年度から地域包括ケア推進リーダー導入研修や介護予防推進リーダー導入研修、社会局勉強会などで地域への派遣講師の養成を図っている他、リハビリテーション講座、地域リハビリテーション交流セミナー、認知症予防講演会、商業施設での体力測定会などで一般住民の方々へ理学療法の啓発を図っています。その際には会員施設や業者の協力を得て全国一の販売シェア率を誇る徳島新聞に案内広告を載せ、参加者の大幅な増加に成功しています。

一般社団法人、公益社団法人の認可を受けてからは徳島県と各種協定を締結した他、各種委員の就任依頼を受けることも多くなっています。また、理学療法週間のイベントとして行っている出張講座では7市町村19カ所から、全国統一介護予防推進キャンペーンの出前講演では7市町村から講師派遣依頼があり、県や市町村担当者との信頼関係が構築されてきたと思われます。今後はさらに県や市町村担当者との信頼関係を強め、徳島県下の市町村の地域包括ケアシステムの構築に積極的に関わりたいと考えています。

  • 徳島県認知症啓発推進月間講演会
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    平成26年9月23日に開催した徳島県認知症啓発推進月間講演会には多くの一般の方々が参加されました。

  • 全国統一介護予防推進キャンペーン
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    平成26年7月13日 全国統一介護予防推進キャンペーンとして徳島県下7市町村で「ロコモ予防」の講演会を開催しました。


これまでの士会活動を振り返って

士会の転換点となった出来事は、平成26年度に公益社団法人の認可を受けたことです。平成24年度までは一般社団法人の認可も受けていなかったので、県や市町村担当者には徳島県理学療法士会という団体が十分認識されていなかったように思われます。しかし、平成26年度に公益社団法人の認可を受け、同年12月21日(日)にホテルグランドパレス徳島で開催した公益社団法人設立記念式典・祝賀会には、国会議員や県知事(代理:部長)、徳島市長、徳島県医師会会長など20名のご来賓をお招きすることができ、計118名の参加者を得て盛況に終えることができました。

一般社団法人の認可を受けた後、徳島県と「大規模災害時における災害支援活動に関する協定」を締結した他、公益社団法人の認可を受けた後は徳島県と「自殺予防の取組の相互協定に関する協定」を締結し、それぞれの協定に沿った活動も行うようになりました。また、徳島県在宅医療・介護推進協議会委員、徳島県地域包括ケア推進会議委員、徳島県介護予防市町村支援委員会委員などにも就任依頼され、それらの会議で意見を述べさせていただけるようになり、一部意見が採用されるようになったことは画期的なことでした。

  • 公益社団法人設立記念式典
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    平成26年12月21日 公益社団法人設立記念式典を開催し、ご来賓と役員で記念撮影を行いました。


士会の今後に向けて

徳島県理学療法士会は昭和44年12月に僅か9名の会員で発足し、現在800名を超える団体となりました。学術的には徳島県理学療法士学会の他、学術部研修会や新人教育プログラム講習会、社会局勉強会などを頻回に開催し、新人教育プログラムの履修率向上や認定・専門理学療法士の育成に力を入れています。社会的には理学療法週間関連事業の他、地域リハビリテーション交流セミナーやリハビリテーション講座の開催、とくしまマラソン参加ランナーのサポートや少年野球・少年サッカー参加児童の検診事業に協力しています。

平成26年3月に本会が公益社団法人の認可を受けた後は、多くの方々からさらなる成長を期待されています。今後はひとり一人の理学療法士がさらに自己研鑽に励みながら、積極的に地域社会に貢献し、地域の多くの皆様から信頼される団体になることを目指します。また、そのためにも県や市町村の他、医療・保健・福祉・介護分野の関係団体との連携を強化したいと考えています。これからも「前向きにチャレンジ」していく本会に対しまして、変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。


公益社団法人 徳島県理学療法士会
会長 鶯 春夫
概要
名称公益社団法人 徳島県理学療法士会
設立年1969年(昭和44年)
会員数876名(2015年4月1日 現在)
Webサイトhttps://www.tokupt.or.jp/
徳島県理学療法士会の思い出レポート一覧
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