【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

滋賀県理学療法士会

士会の紹介

本会は会員数約800名であり全国と比較しても会員数が少ない士会です。そのためブロック(支部)活動体制が整っていない状態ですが、昨年度より地域包括ケア推進委員会が中心となり、県内7ブロックで地域包括ケア推進に向けたネットワーク作りや研修会が開催され、ブロック活動に向けた下地がようやく整いつつあります。また、平成28年度より組織、事業の大幅な見直しをするために準備を進めています。その大きな柱として各部・各委員会が実施している研修会を、専門領域別に整理し専門領域研究会(仮称)として、学術、研究活動を自主的に実施することを支援協力していく予定です。協会が進める認定・専門理学療法にも対応し、会員が必要な時や学びたいときに何時でも参加できる受け皿にも対応していく予定です。ブロック活動や専門領域研究会を推進することにより、多くの会員を事業や役員に巻き込み、会員同士の連携や顔の見える関係を通して魅力ある士会をアピールしていきたいと考えています。

冒頭に述べましたように、滋賀県の人口141万人において、会員数が約800名であり、まだまだ会員数が増加する伸びしろが高く、今後1,000名体制を想定した事務局機能の強化を最重要課題とする士会運営を検討しています。


これまでの士会活動を振り返って

昭和45年に京都・滋賀の会員より京都理学療法士協会が設立されました。昭和50年4月27日京都から独立し、初代砂川会長のもと6名の会員により本士会が産声を上げ、昭和60年11月30日に創立10周年記念式典が47名の会員を持って開催されました。平成9年1月15日今井会長のもと、会員151名を持って20周年記念式典が法人設立記念式典と同時開催され、平成17年11月26日、並河会長のもと348名の会員を持って30周年記念式典が開催されました。本年9月27日には、40周年記念式典を約850名の会員のもと開催する予定です。発足当時は少ない会員の中、士会誌やニュースの発行、昭和61年には第1回滋賀県理学療法士学会を開催し今年で30回目を迎えることができました。大きな出来事としては、昭和58年老人保健法が公布され、機能訓練事業や訪問指導における行政機関からの委託事業を通して、県や市町村との連携が深まったことが挙げられます。


士会の今後に向けて

理学療法士の勤務先は、医療機関が圧倒的に多かったのですが、今後は介護ニーズの高まりの中、介護保険領域や高齢者の介護予防対策、運動を活かした健康維持増進活動も積極的に展開していきます。また、職場における腰痛、肩こり対策、スポーツ障害予防、障がいのある方への2次障害予防等、国民の皆様が病気や障がいがあっても安心して地域の中で健康的で生き生きと活動できるよう、理学療法士がその一翼を担うために鋭意努力し行動します。国民の皆様に理学療法士の業務や活動を理解してもらうための広報活動も重要であり、将来は何時でも、どこでも、必要な時に必要な理学療法が受けられる体制作りを目指したいと考えています。

  • 第29回滋賀県理学療法学術集会実行委員
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  • 介護予防推進リーダー導入研修会
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  • おおつ健康フェスティバル
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2015年7月16日
公益社団法人 滋賀県理学療法士会
会長 本白水 博
概要
名称公益社団法人 滋賀県理学療法士会
設立年1975年(昭和50年)
会員数804名(2015年4月1日 現在)
Webサイトhttp://www.shiga-pt.or.jp/index.htm

近畿ブロック
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