【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2013年 全研

第48回日本理学療法士協会全国学術研修大会

大会テーマ 「理学療法の針路を問う」

第48回全国学術研修大会(大会長:内田成男 富士リハビリテーション専門学校)を、2013年10月4日(金)・5 日(土)、アクトシティ浜松を会場に開催しました。

大会方針は、テーマでも示すとおり、理学療法のさまざまな領域における課題を共有した上で、それぞれの「針路」について再考する機会として学術研修大会を位置付けました。「各専門領域における標準的な知識・技術を共有する」「理学療法士の生涯学習を検証する」「先端的医学・医療の趨勢を示す」という3つの大きな基本方針を機軸に、各領域でのステップアップ型の講演や双方向性の参加型セミナーを取り入れ、基調講演1題、特別講演2題、公開講座1題、ワークショップ3題・セミナー33題・企画セミナー1題、公募型症例検討セミナー3セッション(12演題)・国庫補助事業1セッション(3演題)と計45題、公募セミナー4題を加え、近年の大会では最大規模のものとなりました。

大会の特徴として特記する事項として、まず広報面での従来からの各大会でのチラシ配りのみならず、広報ブースでは準備委員のインタビューや大会への意気込みを編集したPR動画をモニターにて放映、Facebookを利用した広報活動の導入等で独自性を示しました。また内容面では、テクニカルセミナーや中堅理学療法士による症例検討セミナーなどで予想以上の参加者を得られ、座席数設定で不備はありつつも、開催側としては嬉しい誤算となりました。結果、総参加者は2,800名余りとなり、近年伸び悩んでいた全研参加者数を増加させることに繋がったものと考えます。

開催地となった浜松を含む県西部の方言で「やらまいか」という言葉があります。「やってみよう」「やろうじゃないか」という意味で、多くの企業を生み、発明家を支えたチャレンジ精神を示すものです。この大会が、企画・広報・事務・運営それぞれのスタッフが一体となり、まさにその言葉に支えられ実行できたものと自負しております。

 

一般社団法人 静岡県理学療法士会
第48回日本理学療法士協会全国学術研修大会 準備委員長

和泉 謙二


        大会長基調講演

大会長基調講演

 テーマにも示す「針路」を含め、本大会の開催趣旨を呈示しました。

        ワークショップ1

ワークショップ1

  テーマを「みんなで考える理学療法士の職能~理学療法士ができる事~」とし、会場参加者とも意見交換できるワークショップを実施しました。

        テクニカルセミナー

テクニカルセミナー

  実技参加者15組30名、聴講席100席を設け実施しましたが、予想を大きく上回る多くの参加者で溢れました。

        ウエルカム演奏会

ウェルカム演奏会

  開会式の前後でのジャズ演奏は、「音楽のまち浜松」をPRするとともに、音楽に興味がある会員の参加を促したと思われます。



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