【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2014年 学術大会

第49回日本理学療法学術大会

大会テーマ 「あなたの生活を支えます -理学療法士10万人からの提言-」

エビデンスに基づいた理学療法を提供していく際に、患者や対象者を個別に捉え「生活を支えるという視点」から再度理学療法の原点を考えていく機会とした。大会テーマに即した特別講演、教育講演、シンポジウム、セミナー、等を開催し、採択演題数も過去最多の1,625演題(口述発表634題・ポスター発表991題:採択率76.5%)であり、8,015名の会員が参加した。パシフィコ横浜という広く使いやすい会場の利点を生かし、ポスター発表では3日間の開催期間中とも掲示を継続し、討議の機会を増やしたのは好評であった。また、第51回大会からの分化会形式開催を意識したプログラム構成や会場配置とし、今後へつなぐ役割も担った。

大会期間中の運営は、神奈川県理学療法士会員による延421名のご協力をいただき、運営業者との連携の中で、スムーズな笑顔あふれる運営を展開し、参加者からも大変好評であったという御意見を多数いただいた。準備委員をはじめ運営への協力者へ感謝

演題登録から、査読システム、座長配置、など日本理学療法士協会の新たなOCSシステムを使用して初めての大規模運用を、時間との戦いの中で実施したが、課題を修正しながらの作業結果は、今後の日本理学療法士協会OCSシステム運用のためにも役立っていくものと考えられた。

市民公開講座として、京都大学中畑龍俊先生による「iPS 細胞が変えるリハビリテーションの未来 -臨床応用の可能性- 」を開催した。iPS 細胞の臨床応用が進めば医療も劇的に変化していき、理学療法をはじめリハビリテーション関連での連携が、さらに重要課題になるという御示唆もいただいた。

神奈川県をはじめ横浜市、川崎市、県内各病院・施設、関係関連業者等、多くのご後援やご協力・ご支援をいただきながら、全体として大成功をおさめられた大会であった。

 

公益社団法人 神奈川県理学療法士会
第49回日本理学療法学術大会 大会長

長澤 弘


        準備委員会

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各種の部門を統合した準備委員会での協議

        第7会場

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第7会場における口述発表後の質疑応答

        ポスター会場

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面積にゆとりのあるポスター会場における熱心な討議風景

        集合写真

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 閉会式終了後に準備委員・運営委員が集合しました



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