第44回日本理学療法学術大会
大会テーマ 「EBPTの構築を目指して」
第44回日本理学療法学術大会(於:東京国際フォーラム)は、柳澤健大会長、野本彰副大会長、高田治実副大会長、竹井仁準備委員長の他多数のスタッフの協力のもと、平成21年5月28~30日の期間中に開催しました。大会開催直前には、新型インフルエンザ問題で開催が危ぶまれましたが、最終的には、5月24日に協会3役と事務局、大会長と準備委員長による協議の結果、大会開催を正式に決定いたしました。
大会企画としましては、主題口述演題の発表37題・大会長基調講演:『EBPTの構築を目指して』・特別講演3本・海外招聘講演3本・シンポジウム(1・2・4)・セミナー6本・専門領域研究部会セミナー2本(骨関節系理学療法・神経系理学療法)を企画運営しました。
他に、オープニングレクチャー・ポスター演題の発表1,639題・専門領域研究部会口述演題合計50題・シンポジウム(3・5・6)・イブニングセミナー8本・専門領域研究部会セミナー5本(物理療法系・生活環境支援系理学療法・理学療法基礎系・内部障害系理学療法・教育管理系理学療法)・新人教育セミナー3本・ランチョンセミナー8本・自由枠セミナー9本・「運動器の10年」関連講座・市民公開講座『メタボリックシンドロームの運動療法』を企画運営しました。学会発表演題は合計1,726題 でした。講演内容によっては入場制限が生じた会場もあるほど盛況でした。
会期中のインフルエンザ対策としましては、マスクと消毒液の確保に難渋しながらも、マスク7,400枚(大人用5,000枚・小児女性用2,400枚)と消毒液20リットルを確保し、各会場内に設置しました。また、体温計も多数用意し、スタッフには毎朝の体温計測と咳やくしゃみのチェックを行い、風邪の症状がある場合にはスタッフ業務から外す措置をとりました。
大会参加者実数は6,495人でした。他に、業者等が521人でした。大会期間中が雨という天候にも関わらず、大きな混乱もなく、無事大会を終了することができたのが何よりでした。
公益社団法人 東京都理学療法士協会
第44回日本理学療法学術大会 準備委員長
竹井 仁
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