【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

1971年 全研

第6回日本理学療法士協会全国研修会

第6回全国研修会盛会裡に終わる

第6回全国研修会は去る11月21日22日の両日東京女子医大附属病院大講堂において開催された。研修会開催以来記録的多数の会員が参加し研修への意欲の盛り上がりを見せた。学術部では、本研修会のスタートが遅れてPR不足ではないかと懸念していたが、リスク管理というテーマと講師に、七沢病院の土肥先生、整形関係に東京女子医大の大井先生、薬物投与に伴う理学療法上の諸問題に東大の上田先生、「理学療法におけるリスク管理」として伊藤病院の奈良勲先生、それにシンポジウムとして「現場におけるリスク管理の実際」助言に上田先生を司会に江原先生、発言者に伊藤、一柳、野々垣、森内の諸先生である。

このうち土肥先生は内科疾患脳血管障害を中心としてと題し、第一日午前午后を通じ一日講演され有意義なものとして好評を博した。又大井先生、上田先生は共にニューヨーク大学でリハビリテーションを研究された方であり、理学療法のよき理解者であることは周知の通りである。

又昨年の第5回に引き続いて、PTによる講師として、奈良先生シンポジウムの司会並に発言者にと、PTの発言が増えたことは、一層の進歩といえるだろう。

学術部では、昭和47年度の研修会を早くから立案すべく、次の理事会にテーマを決めるべく準備中である。このことは、会員各位より早期に計画を発表して、出張に関する問題を少なくするように要望があったことによる。

学術部として企画し実行した本研修会が多数全員の参加によって成功したことは、学術部長並に実行委員会会長の努力によると共に次への期待が生まれてきた。

※本記事はJPTA NEWS No.34からの転載です。




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