【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

2004年 学術大会

第39回日本理学療法学術大会

大会テーマ 「病気・障害・そして健康・・・理学療法学の未来に向けて」

第39回日本理学療法学術大会は2004年(平成16年)5月27日から29日まで仙台市の青葉城のふもとにある仙台国際センター・宮城県スポーツセンターで開催されました。国際センターは一番大きい大ホールでも1,000席しかなく、スポーツセンターは老朽化でまもなく解体されるという環境下での開催でした。

開会式への集客を狙って、大ホールにてモーニングセミナーを企画しましたところ、会場に収容しきれなくなりましたが、第2会場に同時中継をして対応したことは当時としては画期的であったと思っています。

大会テーマに沿った講演、研究発表などで討議を重ね、最後に大会長宣言として大会のまとめを行うことを基本的な柱として企画を練り上げていきました。はじめに基調講演と特別講演にて問題提起し分科会とシンポジウムで意見を交差させ、次にパネルディスカッションで集約し、最後に大会長宣言でまとめるという流れを組んで行いました。

準備期間から当日そしてまとめの作業の一切を通して、半田健壽大会長の強いリーダーシップと星文彦準備委員長の細やかな采配によって、会員一同はこの大会を機に大いに成長できたと思っております。

大会長宣言は「人々の生活を支える理学療法(学)」でありました。今から11年前に未来を予見し理学療法(学)のあるべき姿をまとめたことは、これからの地域包括ケアシステムの中での理学療法士の役割を示唆するものであったと思っております。

総参加者数は4,630名、総演題数は1,059題(ポスター1,045題、ビデオ14題)。「ポスター演題は“仙台だから1000題”は必要だね 」なんて言いながら笑ったこと、レセプションではジャズの街仙台を代表するビッグバンドの調べの中、交流の場を盛り上げたことを懐かしく思い出します。

そして、理学療法、理学療法士の発展のために妥協ない人生を捧げ続けた、故半田健壽先生の生き様を思い出さずにはおられません。

 

一般社団法人 宮城県理学療法士会
第39回日本理学療法学術大会 副大会長

渡邉 好孝


        開会式

①開会式

 

        ポスター発表

②ポスター発表

「仙台で1,000題」のポスター発表

        大会長講演

③大会長講演

理学療法、理学療法士の理想の追求者、半田健壽大会長

        パネルディスカッション

④パネルディスカッション

 パネルディスカッション“白熱”分科会のまとめ(最終日)



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