第45回日本理学療法士協会全国学術研修大会
大会テーマ 「近未来に向けての理学療法」
大会テーマが決まり、それぞれの分野からの講演内容がほぼ決まりかけて、最後に海外招聘講演を行うか否かの会議で、最終的にF.M.Kaltenborn先生をお呼びして、徒手理学療法の過去現在未来といったような内容について講演をお願いしようということになりました。そこで、滋賀医療専門学校の砂川先生にお願いして、当時のKaltenborn-Evjent-international代表のLasse Thue先生を通して、F.M.Kaltenborn先生に講演の依頼をしていただきました。当時F.M.Kaltenborn先生は体調が思わしくなかったのですが、快諾していただき我々も一安心しました。ところが全研の年の冬に、高齢ということもあり体調に不安があるという理由で、講演キャンセルの申し出がありました。学会を誘致するときに、講師のキャンセルはよくあることですが、全研の目玉の一つだったため、非常に困惑したのを今でもよく覚えています。最終的には、Lasse Thue先生に講師を快諾していただき、全研での講演も成功裏に終わり、本当に安心したことが最も印象に残っています。
もう一つ印象に残っているのは、県の学会や地方学会を開催するときにも思うのですが、全国学会規模になるとさらに数多くの会員の協力が必要になります。非常に多くの県士会員が同じ方向を向いて、一つの事業を成功させようと一致団結することは本当に素晴らしいことだと思いました。さらにこの多くの会員にとっても、縦・横のつながりができたことで、今後の県士会の活動だけでなく個人としての活動にもプラスの効果があったと思います。
公益社団法人 愛媛県理学療法士会
第45回日本理学療法士協会全国学術研修大会 大会長
山内 正雄
第45回全研の開会式。愛媛県知事中村時広様からのご祝辞。
水道をひねると、愛媛県特産のみかんジュースが!
海外招聘講演。講師は、Lasse Thue先生。司会は、板場英行先生と砂川勇先生。
全研終了後、主な役員との集合写真。お疲れ様でした。
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