【47都道府県】全国の理学療法士会メッセージ

1995年 全研

第30回日本理学療法士協会全国研修会

大会テーマ 「高齢化に対応する理学療法」

沖縄県に理学療法士が赴任したのが、昭和49年、これから10年ほど、会員は増えずに一桁の人数で推移している。活動もままならず、保健師さんをはじめ、他職種の方たちと「リハビリテーション医療を生かす会」の名称で活動を行っていた。

士会発足21年にして、まだ会員数128名と小さな理学療法士会で、当時県士会長だった渡辺洋介氏が、会員の団結を図るため全研をやろうと言い出したら、なぜか、みんなやろうと言い出して、それからが大変、平成5年6月に準備委員会発足、平成6年10月には第29回全研の開催地である群馬県へ視察と目まぐるしく忙しくなっていく。協会本部に相談したり、全研開催を経験している県への相談、講師の選定、また、全研開催にはお金がかかるとの情報もあり、資金集めに企業回りをしたり、全会員一丸となって準備にかかった。そんな中、準備委員長の東京都士会への移動もあり、(本人は現在も気にしているようだが)混乱する時期もあった。大会開催にあたり一番気を使ったのが、沖縄は秋に台風が多い所であり、台風が来たら飛行機が飛ばないという心配があったことである。過去5年間の台風直撃情報・天気予報なども調べて日程を決めた経緯がある。諸準備が整い、平成7年(1995年)10月26日(木)・27日(金)長寿沖縄をアピールする「高齢化に対応する理学療法」をメーンテーマに第30回日本理学療法士協会全国研修会沖縄大会を開催することができた。

遠い沖縄までどれくらい来てくれるか心配したが、県内外から理学療法士1,060名の参加を頂き全国規模の研修会を成功させた。そのときの喜びは格別だった。また、会員の自信にもつながった。

当時は、わが国がこんなに早く、超高齢化社会になるとは思いもよらなかった。

 

公益社団法人 沖縄県理学療法士協会
第30回日本理学療法士協会全国研修会 副大会長

山城 幸信

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    研修会入口案内表示

  • 閉会式
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    渡辺洋介大会長への感謝状贈呈の模様

  • 閉会式
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    開催士会沖縄県士会への感謝状を受け取る山城幸信副大会長




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