2000年
学術大会
鹿児島県理学療法士協会からのメッセージ 思い出レポートを年ごとに見る
第35回日本理学療法士学会
大会テーマ 「理学療法の効果判定」
当初担当士会としては全研の開催を目指していましたが、当時の奈良勳協会長の鶴の一声で急遽学会開催へと大きく舵を切ることになりました(後日談:全研の立候補はあったが、学会の立候補がなかったため)。
企画に当たり会場の関係から3日間の開催を提案しましたが、学会評議員会から今まで学会は2日間で行われていたため認められないと言われ、仕方なくバスで5分ぐらいのところをポスター・機器展示会場として設定することにしました(次の広島学会から3日間になる・・・)。最終的には平成12年5月19日〜20日の日程で鹿児島市文化ホール他3会場で開催することになりました。会員数570名程度でしたが、内匠正武学会長(菊野病院)を中心に企画・運営が行われ、運営委員が連日晩くまで議論を積み重ねました。
この年から演題の応募が紙媒体からフロッピーディスクになったため、種々のトラブルが起きました。例えばフロッピディスクーが開けなかったり、演題が入力されていなかったり、文字化け等で担当者はかなり苦労したことを記憶しています。しかし、演題数は過去最高の801題となり、参加人数も2,500名を超え、ポスターセッション・機器展示会場へのシャトルバスを用意したため、赤字を覚悟しましたがなんとか予算内で収めることが出来ました。
学会以降士会活動は活性化し、開催してよかったと思っています。
なお、日本理学療法士学会として最後の学会となり、次の広島学会からは日本理学療法学術大会となったことを記しておきます。
公益社団法人 鹿児島県理学療法士協会
第35回日本理学療法士学会 準備委員長
吉元 洋一
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