本会は、理学療法の高知県内への普及を図るとともに高知県民の医療・保健・福祉の発展に寄与し、合わせて本会会員の人格・倫理・学術技能の質的向上を目的に、設立されました。対外的な活動として ①理学療法週間期間における県民への理学療法啓発、公開講座、②健康相談、体力測定などのイベント参加、 ③県、市町村、社会福祉協議会、友の会などの各種団体からの要請に基づいた理学療法士の講師派遣、④地域医療福祉事業などへの協力、⑤障害者スポーツ大会への医療活動ボランテイア参加、などを行っています。

会員の活躍の場は、医療分野および社会福祉分野での医療機関や社会福祉施設のみならず、地域社会、社会福祉および保健行政、スポーツ領域など多岐にわたっています。

1971年6月に8名の会員で発足した高知県理学療法士会は、1992年12月に全国に先駆けて社団法人となりました。そして、2002年4月から公益社団法人高知県理学療法士協会として活動しています。

この間、1978年には第13回日本理学療法士学会の開催、1985年には第20回日本理学療 法士協会全国研修会の開催を担当しました。また、1972年に四国理学療法士会を設立し、 四国四県の持ち回りながら、年1回の学会(研修会)を開催しています。

県民の医療・保健・福祉を通じて、理学療法の県民への啓蒙活動はもちろんですが、職 能団体としての会員の資質向上を目指して、学術的分野のみでなく、会員の倫理や職員管 理能力向上にも努めています。